島根県高校野球
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2025/07

19

第107回
選手権島根大会
準々決勝の見所

こんばんは。管理人のジョーです。

 

昨日の記事では8強に進出した各校を改めて紹介しましたがご覧頂けたでしょうか。まだ見ていない方は是非昨日の記事も読んでから今記事を見ていただけると楽しんでいただけます。

 

今日の記事では準々決勝4試合の見所を紹介します。

 

 

 

【準々決勝以降】

準々決勝以降組み合わせ

準々決勝以降組み合わせ

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【各試合の見所】

 

益田東 対 松江商業

 蟹江を中心にディフェンスの光る益田東と打線が好調な松江商業の対戦となる。益田東は前半5回での得点が目立ち、後半は逃げる展開の多い前半逃げ切り型の戦い方だ。一方の松江商業は失点も多いものの、打線が粘り強く反撃し勝利してきた。松江商業としてはある程度の失点は覚悟していると考えているので、序盤の早めに得点して乱打戦に持ち込めると勝ち目が出てくる。松江商業としては接戦でなるべくなら同点或いはリードして終盤戦に持ち込みたい。最終的には蟹江が出てくると考えているが、ポイントは高めの速球への対応だと考える。

 ディフェンス面では益田東打線に対し、松江商業の藤田が相性が良いのではないかと考えている。理由は出雲北陵の山田投手とタイプ的に似ていると考えているからだ。持ち味を存分に出して益田東の序盤の猛攻を凌ぎ勢いを削ぎたい。4点前後の勝負になると予想している。

 

 

大 社 対 石見智翠館

 準々決勝で最も好カードと見ている。昨夏決勝戦で対戦した両校が早くも準々決勝で激突する。昨夏の悔しさを晴らしたい石見智翠館は住田の使い方が鍵となる。投手陣は似たレベルの投手が多いが小田か住田が先発し中盤以降は清水や金銅といったリリーフ陣も含めて惜しみなく投入してくるのではと考える。

 一方の大社も石見智翠館打線が強力なため、4枚の投手陣全て使うくらいの気持ちの総力戦で挑んでくるだろう。主戦となるであろう長畑廉、堀江凌のどちらかが先発するだろうが、石見智翠館に先制点をやらないことだ。大社の方が先制点を必ず奪って主導権を握る形でロースコアで戦って自分達の得意な戦場に引き込んで戦っていきたい。昨夏のリベンジに燃える石見智翠館を大社が超えるには浜田戦以上の気迫や1点への執念が必要となるだろう。大社が勝つなら3点前後で決着するのではないだろうか。

 

 

開 星 対 立正大淞南

 松江市にある強豪私立どうしの対戦となり、2022、2023年に続き夏の準々決勝で近年3度目の激突となる。今代は松江地区大会決勝戦でも対戦し、この試合では開星が10対1で優勝に輝いた。共に打線が好調で、開星も立正大淞南も集中打による大量得点を毎試合挙げている。開星は特に序盤3回の破壊力が凄まじく立正大淞南先発と予想される左腕の山腰や継投先の藤本鯉が凌ぎきれるかが序盤の争点となる。

 立正大淞南は攻め時に着実に加点し続けることで開星を追い詰め最低で接戦できればリードして5回を終えると勝機が見えてくる。開星としては松浦から仙田、切り札の持田と継投してくると予想している。打力があるため決勝点の予測はとても難しいが多くても4〜5点以下の勝負となるだろう。

 

 

松江南 対 飯 南

 両者ともに2回戦と3回戦を1点差で制して勝ち上がってきた似たチームだ。ただし試合展開では松江南は序盤の得点で逃げるパターンの松江南と、終盤の得点で勝ち上がった飯南という違いがある。松江南はいつもの継投パターンの竹邊から最終的に梶谷に繋ぐ流れとなるだろう。終盤の粘りが特徴的な飯南が相手なだけに終盤の猛攻を防ぎ切れるかが見所だ。

 一方の飯南は宮岡を先発として本間か森廣と繋ぐと考えている。松江南は今大会初の右投手との対戦となるだけに対応に注目している。松江南は先制して逃げる展開にいつも通り持ち込めれば勝機があるだろう。3点前後の試合と予想する。

 

 

 

明日からはいよいよ準々決勝がスタートします。また明日は参議院選挙の投票日です。当ホームページは政治系の団体と一切関係はありませんが、高校野球を将来に残していくため球場帰りに是非投票に行きましょう。

 

 

 

では明日も松江市営野球場でお会いしましょう。