島根県高校野球
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2025/07

24

第107回
選手権島根大会
決勝戦の見所

こんばんは。管理人のジョーです。

 

いよいよ甲子園出場をかけた決勝戦です。今大会は松江南と開星という松江市内のチーム同士の対戦となりました。初出場を狙う松江南か。2017年以来8年ぶりの甲子園を狙う開星か。この記事では決勝戦の見所をお伝えします。

 

 

 

【準々決勝以降】

準々決勝以降組み合わせ

準々決勝以降組み合わせ

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【各試合の見所】

松江南 対 開 星

 

【準決勝の勝ち上がり】

 松江南は益田東と対戦した。相手エース蟹江が先発を回避する中、相手1年生の梶谷と松江南の竹邊の投げ合いとなった。均衡が崩れたのは4回、竹邊が自身の適時打で先制点を挙げる。松江南は6回に走者を出した所で好投続ける竹邊からエース梶谷に継投。すると直後の7回に堀尾の適時打で益田東左腕の橋本から追加点を挙げると、続く水がレフトスタンドへ本塁打を放ち4点差とした。8回に益田東に1点の反撃を許したがそのまま逃げ切り、創部初の夏の決勝戦進出を決めた。

松江南データ 松江南データ

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 開星は夏連覇を狙う大社と対戦した。開星の松浦、大社の堀江凌による投手戦となった。均衡が崩れたのは4回死球と持田の安打で1・3塁とし4番の松﨑の適時打で開星が先制する。しかし、6回に大社の代打堀江一の二塁打を起点に原田の適時打で同点に追いつかれた。更に2死満塁とされフルカウントとなったが中飛に松浦が抑え逆転は許さなかった。直後の6回裏に2死から開星のキーマン持田がレフトスタンドへ本塁打を放ち決勝打となった。7回からマウンドへ上がった持田が大社打線をテンポ良く抑え2019年以来となる夏の決勝戦進出を決めた。

開星データ 開星データ

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【試合の見所】

 松江南は三刀屋、益田東など強豪校も撃破していて勢いが物凄くある良い状態で決勝戦に挑む。竹邊、梶谷の両右腕が粘り強く投げることでチームに流れを呼び込むことができている。決勝戦でも投手陣の好投で流れを呼び込みたい。打線も好調で特に嶽野、堀尾、水の3選手の調子が良い。上位打線の調子含めた現状では開星をも凌ぐ能力がある。

 開星は準々決勝以降、打線がかなり苦しむ中でも粘り強く守り切り試合の要所要所のポイントをものにする力が高い。大社戦でも6回の攻防の2箇所のポイント両方を制した。苦しむ打線の中で下宮、持田、松﨑の3選手が気を吐き、苦しい中の貴重な得点を奪っている。特に持田はチームの核であり松江南からすると、この選手を抑えられるかはかなりのウエイトを占めるポイントとなるだろう。開星は準々決勝以降、打線がかなり苦しむ中でも粘り強く守り切り試合の要所要所のポイントをものにする力が高い。大社戦でも6回の攻防の2箇所のポイント両方を制した。苦しむ打線の中で下宮、持田、松﨑の3選手が気を吐き、苦しい中の貴重な得点を奪っている。特に持田はチームの核であり松江南からすると、この選手を抑えられるかはかなりのウエイトを占めるポイントとなるだろう。

 実力的には開星が有利と見られるものの、松江南もかなり勢いがあるので序盤の展開が試合に大きな影響を与えると考えている。松江南が勝利する条件として必ず先制点を奪うことだと考えている。松江南としては2016年に出雲が甲子園に出場した決勝戦のように先制点を奪って逃げ切る戦法が有効に見える。少なくとも持田が登板する前にリードしておきたい。点数としては2・3点で決着するゲームとなると予想するが、点数以上に先制点などの試合展開の方が重要な試合となるだろう。島根の夏を制した経験が豊富な開星の野々村監督に対して、隠岐、大東に続き3度目の夏決勝となる嶽野監督が過去の経験を生かして3度目の正直なるか両監督の采配にも注目が集まる。

 

 

 

 

【開催情報】

特別展「夏-2024-」を開催します。

〔内容〕

  • 期間:2025年8月2日~11月9日

  • 時間:24時間観覧可能

  • 会場:島根県高校野球データベース内特設ページ

  • 料金:無料

詳しくはポスターをご覧ください。

特別展「夏-2024-」告知用ビラ 特別展「夏-2024-」告知用ビラ

特別展「夏-2024-」告知用ビラ

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明日はいよいよ決勝戦!今代の島根県で行われる最後の試合となります。良い試合となることを祈っています。

 

明日も松江市営野球場でお会いしましょう。