島根県高校野球
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2026/06

30

第108回
選手権島根大会
Hブロックの見所

こんばんは。管理人のジョーです。

 

最終日の今日は準々決勝でGブロックの勝者と対戦するHブロックついて紹介します。

 

 

 

【Hブロック】

Hブロック組み合わせ

Hブロック組み合わせ

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【見所】

 最後のHブロックは松江北、大東、益田翔陽と地区大会で上位に残ったチームが多く入った。実力差は少なく読みにくいが投打に力のある松江北が本命か。大東は打たせて取る投手と内野守備に自信がある。益田翔陽は接戦での強さが光る。出雲北陵と浜田商業はエース投手に自信がある。

 注目カードは益田翔陽と出雲北陵で、出雲北陵は守備が安定すれば勝負になるだろう。大東と松江北が対戦すれば面白いカードだろう。松江北の打線を大東のディフェンスが抑え込めるかが争点となる。

 

 

 

 

 

33.益田翔陽

 

秋:2回戦 春:1回戦 石見:4強

 秋は初戦で飯南と対戦し、投手戦となったが打線が相手エースの吉田に抑え込まれ1安打で完封負けを喫した。春は初戦で平田と対戦し、終盤まで得点の入らない投手戦となるも打線が相手先発の藤井に完封を許した。石見地区大会では初戦で津和野、準々決勝で江津・浜田水産をいずれも1点差で下し4強へ進んだ。準決勝の矢上戦は序盤から毎回のように失点したが、6回に打線が奮起して4点を返すも失点は止まらずコールドで敗れた。

 投手陣は柳井正、領家、桐谷の3投手が軸となる。エースの柳井正は昨夏も開幕試合で完投した投手だ。右横手から直球とスライダーを丁寧に左右に投げ分ける。石見地区大会では高く浮いた球を打たれて失点が増えた。桐谷は直球とスライダーのオーソドックスな右腕。領家は多彩な変化球を操る技巧派右腕だ。

 野手は昨夏の経験者が大半を占める。安岡、大畑、濱田、水津、貫里ら昨夏を経験した選手を中心に上位打線に配置する。今年代は得点力不足に苦しんだが、石見地区大会の矢上戦では6回に低いライナー性の打球で6安打を集め4点を奪うなど集中力が光った。采配はバスターやエンドランを時々仕掛けてくる。

 

 

 

 

 

34.出雲北陵

 

秋:2回戦 春:2回戦 出雲:1回戦

 昨年代から野手は殆ど入れ替わり、昨夏活躍した投手の山田を軸に据えたチームとしてスタートした。秋は江津・江津工業・浜田水産と対戦し、先制するも直後に逆転を許すと連続で相手に失点する展開となり敗れた。春は初戦で津和野と対戦した。山田は好投して投手戦には持ち込んだが、守備のミスからの失点が響いて敗れた。出雲地区大会では初戦で大東と対戦。山田以外の投手を試した。しかし、守備のミスから流れを渡すと大東の堅守の前に打線も振るわずコールドで敗れた。

 投手はエースの山田が主戦だ。右上から制球良く直球とスライダーを投げることが武器だ。出雲地区大会で約1年ぶりに登板を見たが、直球が昨夏からスピードアップして力が増した。短い回なので力でねじ伏せる投球を披露したが、本来は制球良く投げてくる右腕だ。左腕の黒崎琉は直球とスライダーを操るオーソドックスな左腕。他にも左腕の今津、右腕の小澤が控える。秋から今年代を通して守備が大きな課題となっている。春と出雲地区大会ではどちらも5失策。バッテリーミスも多く守備から自滅している。

 打線も得点力に欠け、春以降の2試合で僅か1得点と苦しい状況だ。打線では佐田尾が軸となる打者だ。采配ではバントの揺さぶりと盗塁を仕掛けてくる。上位打線に座る上級生の活躍に期待したい。

 

 

 

 

 

35.大 東

 

秋:2回戦 春:16強 出雲:4強

 秋は部員不足で出雲農林との連合チームで出場した。初戦で大社と対戦したが、守りが崩れてコールドで敗れた。春からは単独出場に復帰。初戦の松江工業戦では併殺4個を奪い完封勝利。3回戦では津和野と対戦し、先制点を奪うも以降は得点できず中盤以降に逆転を許して敗れた。出雲地区大会では初戦の出雲北陵に大勝すると、準々決勝では2番手野々村の好投で勝利した。準決勝の三刀屋戦は手に汗握る投手戦となるも、8回に大量失点して敗れた。春以降、エース糸川優と内野守備に自信をつけて夏に挑む。

 エースの糸川優は多彩な落ちる変化球を低めに集めてゴロで打ち取ることが武器の投手だ。右上から似た軌道のカーブ、シンカー、落ちる変化球と様々な変化球を操ることが厄介極まりない。特にシンカーに出雲北陵の打者は対応できなかった。秋に課題であった守備を冬の間に徹底して鍛えてきた。特に内野守備は堅守を誇り、糸川優の打たせて取る投球もあり併殺を多く奪う。野々村はオーソドックスな右腕で四死球がやや多く、左右の投げ分けで抑える。

 攻撃では送りバントとスクイズなどを交えてコツコツと得点を重ねる攻撃が軸となる。盗塁も効果的な所でかけてくる小技主体の攻撃を仕掛けてくる。打者では左打者の鳥谷が強打者で注目される。上位打線で好機を作って下位打線で得点することが多い。中軸が出塁して下位打線が役割を果たせば得点が増えるだろう。

 

 

 

 

 

36.浜田商業

 

秋:1回戦 春:2回戦 石見:1回戦

 秋は部員不足で情報科学・松江西との連合チームで出場したが、初戦で平田に敗れた。春からは単独出場に復帰した。初戦で浜田と対戦し5回コールドで敗れた。石見地区大会では初戦で矢上と対戦し5回コールドで敗れた。

 春に先発した釜江は制球が武器の右腕だ。球速は遅いが、テークバックが見えにくいフォームでタイミングが取りにくい。矢田部は120km/h後半とチームで最も直球に力のある投手だ。緩いカーブを見せ球に緩急ある投球をする。春は登板が無かったが右横手の品川も控える。春は失策やバッテリーミスが多く、盗塁がフリーパスになってしまったことが痛かった。守備を底上げして夏に挑みたい。

 攻撃では矢田部をキーマンだ。スイングは強くないが120km/h後半くらいであれば上位打線は簡単に打ち返す。送りバントで堅実に送って攻撃してくる。船本や田中、沖田など上級生の並ぶ上位打線で得点をしたい。高めの直球への対応が攻撃の見所だと思う。

 

 

 

 

 

37.松江北

 

秋:8強 春:2回戦 松江:4強

 昨年代から大半の選手が残ってのスタートとなった。秋は初戦で益田東を延長タイブレークの末破る金星を挙げると、3回戦では益田をコールドで下し8強に進出した。準々決勝では優勝した島根中央と対戦。中盤以降に点差を離されてコールドで敗れた。春は初戦で平田と対戦し、初回から本塁打などで突き放されてコールドで敗れた。松江地区大会では、初戦の情報科学をエース田邊が完封。準々決勝では松江工業を星野の好投で破り4強へ。準決勝では安来と対戦し、星野に任せたが乱打戦の末敗れた。

 投手ではエース田邊を主戦に据える。伸びの良い直球が秋から覚醒し県内屈指の投手となった。直球は120km/h中盤ながら打者は顔の高さの球を空振りすることが目立つ。変化球も緩いカーブや手元で曲がるスライダー、落ちる変化球など多彩な変化球も操る。春以降では松江地区大会の情報科学戦でしか観戦できていないが、制球重視の直球も交えて直球の中でも強弱をつけられるようになって引き出しが増えていた。1試合投げ切るスタミナはあるが、連戦となってくると秋はバテていた。田邊の調子とスタミナ次第では4強を目指せる組み合わせなので期待したい。

 2番手の星野は手元で動く直球が武器のオーソドックスな右腕だ。松江地区大会では松江工業戦で好投したが、準決勝の安来戦は打ち込まれた。直球が力不足なため、大差のついた展開での登板が多くなるのではないかと予想される。守備力は秋は課題であったが、春以降は内野手を中心に安定感が出てきた。それでも1試合で1〜2個の失策が多く、夏に向けてさらなるレベルアップをして田邊の負荷を減らしたい。

 打線も強力で好打者が上位〜中軸にかけて並ぶ。低いライナー性の打球をセンター中心に打ち返す。比較的バットがチーム全体で振れていて、コンパクトながら強いスイングをしてくる打者が多いことが特徴だ。采配は送りバントで堅実に送って攻めてくる。チーム唯一の左打者の和泉が好機を作る役割を負う。左打者が少ないだけに重要なキーマンだ。右打者は高井、金村、牧野に力がある。間を埋める松浦や川谷も繋がると大量点を奪うことが多い。秋に益田東の梶谷の140km/hに迫る速球を打ち返しており、力負けはしない。一方で平田戦では右変則の布野に苦戦していた。変則投手はこのブロックには益田翔陽の柳井正しかいないが、珍しいシンカーを操る大東の糸川優などの投手を打ち崩すことができるかは要注目だろう。

 

 

 

 

 

 連日記事をご覧いただきありがとうございました。これで今大会の出場校全ての紹介が終わりました。今年も悔いのない夏になるように祈っています!